ガーデンデザイン&施工
2016年 鎌倉市個人邸  英国風、ナチュラルテイストの庭


2016年7月施工
施工期間: 約1週間
施工費用: およそ65万円(デザイン料・諸費用込)
施主様の希望は以前住んでいたイギルスで見た自然風の庭。
柑橘の木、ジューンベリーをメインにローズマリーやラベンダー、グラス類をバランスよく
植栽に組み込みました。
芝生が根付いて、植物がもう少し生長したら、かなり雰囲気のある良い庭になると思います。



施工前
  


施工後
  

  
(左)シンボルツリーは株立ちジューンベリー。環境的に難しくて断念したリンゴの木の代替です。
(右)レモンの木を入れたいところでしたが、代わりに湘南ゴールドの木を。湘南ゴールドは神奈川県で品種改良された柑橘類ですからね。
柑橘が入るとイングリッシュガーデンっぽさが出ますね。


鎌倉市個人邸植栽・施工の流れ

施工1日目
  
(左・中央)まずは庭全体図に生えていた雑草を抜いて、固く締まった土を掘り返し完熟堆肥などを混ぜて土壌改良を行いました。
(右)耕運機をかけて、土を砕きながら堆肥などをすき込んでいきます。
植栽スペースの土づくりが完成しました。


施工2日目
 
植物を入れる部分の1/3くらいのスペースに植物を植えました。
(左)門柱から玄関までのアプローチにはシルバータイムとラベンダー・ラバンスパープルを交互に植えてあります。
完成時にはアプローチの両脇がこんな感じになります
(右)手前からテマリシモツケ・ディアボロ、ローズマリー・レックス、ローズマリーの株元に入れた下草は白斑のカレックス・エベレスト。
奥にはオリーブ、ニューサイランなど。


施工3日目
  
3日目でだいたいの植物は植え終えました。
残ったスペースには最後に芝を張ります。
(左・中央)シンボルツリーの株立ち樹形ジューンベリー。樹高は2,2mほど。
株元にはホスタ(ギボウシ)、シモツケ、ニューサイラン、ウェストリンギアなどを植えてあります。
(右)アプローチの両脇にはシルバータイムとラベンダー・ラバンスパープルを交互に列植しています。


東側のフェンス沿いにはアジサイ・アナベル、シモツケ、ホスタ。

これで全体の1/3くらいの作業は終了しました。


施工4日目
  
駐車スペース脇の植栽施工をした後、芝を張るための地ならしを行いました。
(左)車の邪魔にならないように、葉張り(横幅)の出ないコニファー・スカイロケットを列植しました。
(中央)芝を張る場所の表面を耕し、小石などを取り除きます。
(右)土をならし、表面の凸凹を出来る限り無くして踏み固めました。
地ならしをしっかりやっておくと、芝を張った後に歩いてもあまり凸凹が気になりません。
何事も準備が大切ですね。


施工5日目
  
残っていたスペース全てに芝を張り終えました。
できれば西洋シバを使いたいところですが、日本の気候を考えるとやはり高麗シバを使うことになりました。
芝が根付いて青々としたら、もっと全体の雰囲気が良くなると思います。


施工6日目
  
最後の作業で、母屋の脇にガーデンストーンを敷き詰めました。
防草シートを敷き詰めた上にガーデンストーンを広げていきます。
ガーデンストーンは粒の大きさの違う二種類を混ぜて使っています。

これで庭全体が完成しました!

 

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